ウラディミール・クリチコ VS タイソン・フューリー 海外の反応

3団体統一世界ヘビー級タイトルマッチです。

直前の海外掲示板(Non Stop Boxing)での予想は、ウラディミール・クリチコの圧倒的有利です。エクセルグラフ

・ジャブ:ウラディミール、ディフェンス:フューリー、リングジェネラルシップ:ウラディミール、リングIQ:ウラディミール、スタミナ:フューリー、勇気:フューリー、コンビネーション:フューリー、適応力:フューリー、パワー:フューリー、人気:フューリー、経験:ウラディミール、効率:ウラディミール、アゴの強さ:フューリー、フック:フューリー

フューリーが早い回ではジャブで突き放し、プレッシャーをかける。そして、組織的な攻撃で10回にウラディミールを止める。年間最優秀選手の候補になるよ。

・釣りなのか分からないけど、2つ気になる。フューリーのディフェンスとパワーは、ウラディミールより上か?あと年間最優秀選手はウラディミールになるだろlaugh1

・年間最高試合の候補になり得る。フューリーは、ウラディミールの高さとリーチの利点を無効にする技術があり、ジャブを使って、自分の距離を保てるから、ウラディミールは苦戦するだろう。素早い動きができれば、ウラディミールは打撃を受ける距離にいることになる。フューリーがウラディミールを止められるパワーがないと言えるか?

・ウラディミールは、戦いに引き込まれないだろうが、それは彼にとって非常に都合が良い。フューリーはパワーがあり、ウラディミールにダメージを与えることができる。KOするのは無理だろうが、普通のヘビー級選手よりも体格が大きい。

・このリストは、ほとんど、ばかげているよ。少ししか賛同できない。ディフェンス、パワー、フック、適応力、勇気、アゴの強さは、ウラディミールが有利。また、ボディーワーク、コンビネーションなんてウラディミールには、無駄だ。フューリーは、まともなパンチを持つが、ウラディミールがノックアウトするのが妥当な予想だよ。

・ウラディミールは、ボディワークとインファイト(スタミナ、勇気、コンビネーション、適応力、ボディワーク)に関するもの意外は、どのカテゴリーでも有利だ。

・勇気:フューリー、コンビネーション:?ボディワーク:どちらもない、それ以外:ウラディミール。フューリーは、厳しい相手に対しては、よく見てもまあまあな選手だ。パンチがない相手にも苦戦するし、足は遅く、パンチ力もない。ウラディミールの4回以内のKOだな。

・フューリーは、ウラディミールがこれまで戦った中で、最も身長が高い相手で、ウラディミールより体重も重い。これは重要な要素であり、フューリーは最高の挑戦者になると予想している。パンチスピード、パワー、タイミング、テクニック、正確さ、反射神経などがあり、試合に勝つための力を持っている。フューリーは、ウラディミールの力を無効にする技術はないが、体格的な利点はある。でも、フューリーは、自分より小さい相手に身長の利点を有効に使えないが、ウラディミールは最適にその利点を活用する。

・ウラディミールが、4回で仕留める。

・ウラディミールは、ヘビー級トップ選手はKOしていない。フューリーにたいして リスクを犯すことはないと思う。大差判定を狙い、ジャブでボクシングをし、安全な距離を保つだろう。

→トンプソン、ピーター、チェンバース、チャガエフ、ブリュースターをKOしただろ。もちろん、良くはなかったけどね。

→彼らは誰もトップ選手じゃないな。ピーターは2005年に初対戦時はトップ選手だったが、2010年は太りすぎの役立たず。チェンバース?クリチコが8-1のオッズだった。チャガエフは、スケルトンとスプロットの同類で1回防衛しただけ。2回対戦したブリュースターについては、敢えて言及しないよ。にトンプソンは戦った当時にトップ10にすら入ってなかった。チャガエフ戦がウラディミールのベストKO勝利だろう。

→君の面白い意見にかかわらず、彼がKOしたのは、みんな良い相手だったよ。でも、悲しいかな、少なくともウラディミールが優れた相手に対し、良いフィニッシャーではないというのは認めざるを得ない。それでもウラディミールがKO勝利すると思う。非常にフットワークがよかったヘイやイブラギモフを除いて、ウラディミールからKOを逃れた相手は、技術ではなく、アゴの強さのおかげ。バードはランクが高かったし、高い技術を持っていた。問題は、フューリーがイブラギモフやヘイのような技術もないし、ワハやポベトキンのようなアゴの強さもないことだ。この点はどう思うのかい?

→確かに、フューリーは例に挙げたワハと同じくらいアゴの強さはあると思わないが、耐久力はある。ヘイは、逃げ回って戦った。かみ合っておらず、互いに完全に当たり障りのないやりかただった。イブラギモフは、劣悪なカウンターボクサーだった。ウラディミールがKOで勝つと思わない理由は、フューリーがより長いリーチがあり、良いジャブがあるからだ。ウラディミールはフューリーに対し、アウトボクシングをすると絶対思うし、KOを狙いに中に入ってこようとはしないと思う。フューリーは、うまく中に入り戦い、ウラディミールに打撃を与えるだろう。ウラディミールはアウトボクサーだよ。フューリーにアウトボクシングをし、ジャブと時折の右によってフューリーに対しアウトボクシングをするだろう。フューリーは、ありとあらゆるパンチを叩き、ラフファイトも厭わない。ウラディミールは近寄らず、判定狙いになるが、それは賢い選択だと思う。

・ウラディミールは、主に外側にいて賢くボクシングをすると思う。KOを選択する理由は、ウラディミールの右がフューリーにある程度のダメージを与えるからだ。もちろんウラディミールの勝利は、当然だ。

・ウラディミールは、フューリーをKOするのに、必ずしもインファイトする必要はない。フューリーのジャブは、小さい相手には有効だろう。ウラディミールのジャブは、フューリーと比較しても、より強力なものだ。このジャブにより、相手を錯乱させ、リング中央で戦うことができ、右ストレートを打ち込む。あと、ウラディミールの左フックも過小評価しているんじゃないか。致命的なダメージになる。フューリーを見ても、ディフェンスは、右に対してがら開きだ。フューリーが右ストレートを守ろうとすれば、左フックが有効になる。ウラディミールが早い回でストップすると思う。もちろん、チャンスはあるが、フューリーは、トップ選手でないよ。クルーザー級と行き来する選手との対戦では良いが。

・この一戦で興味深いのは、ウラディミールがボディを打たなければならないだろうということ。エマニュエル・スチュワードの教えで、”高く、頭を遠ざける”戦略をとっている。ウラディミールはよりボクサーであり、フューリーの技術が上回っているとは思わない(フューリーの挑発は好きだし、彼を応援するけど)。ウラディミールはアウトボクシングをし、ボディ打ちを決めるはずだ。もし、ウラディミールがフューリーにハッキリとした形で勝利できないなら、ATGランキング(All Time Greatest Boxer)が大きく落ちることだろう。

・ウラディミールは、ワフやピアネッタには随所にフックを打ち込んだ。背の高いファイターに対して、ウラディミールのフックは非常に有効だ。フューリーをKOするのにインファイトは必要だと思わないよ。この一戦は、他の上背のあるボクサーと比較して、ウラディミールのスピード、パワー、を披露する場になるね。ウラディミールは、右でもフックでもどちらでもKOできる。いくらかワフ戦に似ているかも(もちろんフューリーの方が才能も技術もあるが)しれないが、フューリーは、ワフほどパンチがない。ウラディミールは、上背のある相手に対しては、いつも優勢に見えるよ。

・今のヘビー級にウラディミールに挑戦できる者がいるだろうか?

・ウラディミールと同じ身長であること=クリプトナイト(スーパーマンの弱点)ではない。ブリュースター6.2フィート、サンダース6.4フィート、ピュリティ6.3フィート、そして6.5フィート超えのどの選手も敗れ、多くはKOされた。タイソン・フューリーがウラディミールよりディフェンスが良いというやつらは、間抜けだよ。

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(試合後)

・イエーーース。世界ヘビー級新チャンピオン!

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・初めのスコアカードを読んでいるときから、物議を呼ぶ判定になる気がした。

・フューリーによるすごい番狂わせ!!!今度はワイルダーと火花が散り、ワイルダーがベルトを全て手にするだろう。

・世界ジプシー新チャンピオン。

・ジャッジは、正しくやったよ。

・正当だ。よくやった、フューリー。

・フューリーは、ヘビー級ファンをまた取り戻すよ。この男はとてもおもしろい。

・この瞬間にウラディミールではなく、自分の気持ちは、偉大なチャンピオンに向かっている。

・ウラディミールは引退しろ。ビタリ、戻ってこい!!!

・信じられない。明らかにジャッジは、接近していたラウンドをフューリーに付けた。

・信じられないlaugh1

・ジプシーキング!!!!!!!

・ウラディミールは、もう老いた。フューリーおめでとう。本当にチャンピオンにふさわしい男だ。

・ウラディミールは引退だな。

・ひどい一戦だったが、少なくともジャッジは公平だった。ワイルダーは、フューリーを叩きのめすだろう。

・フューリーが歌っている・・・・

・彼が今歌っている(笑)すごくいい!!!

・自分がジャスティン・ビーバーだと思ってるのかな。

・少数派かもしれないが、ワイルダー戦はもっと良い一戦になるよ。勝つとは言えないが、退屈にはならない。来年に実現するといいな。

・クリチコ時代を終わらせてくれて、ありがとう。

・ウラディミールは、いつもインファイトやボディ攻撃がをしないボクサーであり、距離をとって、小さい相手をホールディングしていた。自分より大きい相手には全く対応できなかった。レノックス・ルイスと同列に語ることはできない。

・みんながウラディミールを偉大なチャンピオンだったと評価するのを望むよ。そしてフューリーが2、3ラウンドで終わると言っていた人からの言い訳も聞きたくないよ。ウラディミールはポベトキン戦で衰えたように見えたと俺は言ったけど、”彼はまだまだ全盛期だよ”とみんな否定してたよね。

・望むべくは、再戦は見たくない。ウラディミールが再戦で勝つ理由が見当たらないけど、お金が稼げるだろう。ウラディミールは引退し、ウシク、ワイルダー、フューリー、パーカー、ジョシュアという面々で新しい時代が始まってほしい。

→ウシクはクルーザー級で、フューリー、ワイルダー、ジョシュアのようなでかい相手に対抗することはできないよ。

・フューリーは、ワイルダーを簡単にTKOするよ。再戦してもウラディミールは何も出来ないんじゃないか。フューリーは別格だ。18ヶ月以内にチャンスがある相手は、ポベトキンとジョシュアだろう。フューリーがモチベーションを維持できれば、ウラディミールより長期間、ヘビー級を支配するよ。でも、彼がそれに固執するかは分からないけど。

・フューリーは勝利にふさわしい。カニンガム戦で見たときから、改善されたところがいっぱいあった。足を使って、よく動いていたのには驚いた。歌もずいぶん良くなったよね?(笑)

・フューリーは非常に良くなり、ウラディミールをシャットダウンした。ウラディミールが全盛期にはないと思うが、フューリーはゲームプランを完璧に立て、それを実行した。再戦は、新たな試合にはなるが、ウラディミールが勝つとは思えない。

・アンチ・ウラディミールではなく、フューリーファンでもない、ボクシングファンの一人。フューリーの勝利が時代が動くと思ったから、フューリーを支持した。あと、判官びいきだし。全てのファイターが好きなんだ。ウラディミールは、つまらないファイターの一人だけど、面白い試合もあった。再戦で勝つかもしれないが、攻撃的にならなければならない。繰り返しになるが、フューリーは好きだけど、次はまた違う一戦になる。ウラディミールが勝てば、3戦目を期待する(多くお金が稼げるが、実現しないと思う)。確信は持てないが、フューリーがまた勝つと思うよ。

・フューリーは、しばらく負けないと思う。クリチコは最も彼を倒す可能性があるとは思うが、再戦でも敗れるだろう。ジョシュアは才能豊かだが、この間の試合で株が下落した。フィニッシュブローのアッパーは美しいが、フューリーのレベルにあるとは思えない。フューリーはしばらくの間、チャンピオンでいる可能性が高い。

(管理人)

正直、ウラディミール・クリチコの最近の試合は、少々退屈だったので、新しいチャンピオンが誕生してうれしかったです。ヘビー級戦線も少し動きが出てきそうですね。

 

 

 

ティモシー・ブラッドリー VS ブランドン・リオス 海外の反応

WBO世界ウェルター級タイトルマッチです。

直前の海外掲示板(Boxing Scene.com)での予想は、ブラッドリーの圧倒的有利です。

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“ネットやラスベガスの投票において、ティモシー・ブラッドリーが5-1で本命と見られているが、29歳のブランドン・リオス(33勝2敗1分、24KO)は平然としている。ラスベガスのUNLVトーマス&マックセンターで土曜夜に行われるブラッドリーが持つWBO世界ウェルター級タイトルマッチ12回戦のゴングが鳴らされれば、何も問題ない。”

・リオスは、b/cレベルのピエロだよ。

・そうリオスが思っているなら、自分に賭けて、大金を持ち帰ればいい。

・リオスは動揺していると思う。動揺していない人は、そんな風に言わないもんだ。俺らはリオスが簡単に混乱させられるのを分かっている。きっと、リオスはみんなにそんなこと気にしていないと言っているだろう。チャンスはあると思うが、ブラッドリーがそれを許すかどうか・・

→何に動揺している?ブラッドリーは、パワーがない。リオスに起こるかもしれない最悪のことは、ポイントを失うことだけだよ。

・リオスは、ブラッドリーを仕留めるよ。この一戦で、ブラッドリーは、メルドリック・テーラー(※1990年にフリオ・セサール・チャベスがポイントで大きくリードされ、初黒星目前の状態で、最終ラウンド残り2秒でTKO勝利した)のように終わる。

→ハリケーンのいばらの中で、砂嵐(※ブラッドリーのニックネーム)は、リオスの目を見えなくするよ。

・5-1でブラッドリーとは、すこしばかげているな。でも、賭け率がいいからといって、リオスに金をかける気もしない。

・リオスに賭ける人にとっては、良い賭け率だ。ティモシーは最近良くないように見えるから、リオスが勝つと思う。

・ラスベガスでリオスの応援するよ。彼は元気で強く、番狂わせを起こすだけの力を示してくれるよ。トップ5に入る好きなボクサーだ。

・リオスがTKOで勝つ。ブラッドリーは、顔を洗うくらい威力のファイターだよ。5-1のオッズは、ラッキーだ。リオスに家を賭けてみろよ。後でお礼を言えよ。

・ブラッドリーが3-0判定で勝ちそうだが、リオスはそれが間違いだと証明してくれるはず。かれは前進し続ける。良い一戦を!

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(試合後)

・新ブラッドリーは、野獣だ!

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・リオスは、重すぎだった。ブラッドリーは戦士だ。

・ブラッドリーがリオスを止めた。良い仕事。

・ブランドンは、楽な相手で再調整する必要がある。昔の彼ではない。彼の戦い方(パンチを当てるためにパンチを受ける)は典型的に、賞味期限が短いものだ。

・ブラッドリーVSプロポドニコフ2boxing

・自分が今まで見た中で、ベストのブラッドリーだ。

・リオスはかなり重かった。リオスが明らかに準備不足だったのだが、ブラッドリーはすばらしかった。

・ブラッドリーの良いパフォーマンス。リオスは何もできず、50歳の年寄りに見えたよ。リオスがこのトレーニングキャンプを始めるとき、ボクシングをなぜ止めようとしたか分かったよ。

(管理人)リオスが引退を表明したようですね。「たくさんの激闘を経験して、辞めるときだと思う。」という本人言葉がありましたが、アルバラードとの一戦目は、激闘王の名にふさわしい、すばらしい試合でした。本当におつかれさまでした。